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”聖と俗 宗教的なるものの本質について <叢書・ウニベルシタス14>" ミルチャ・エリアーデ著 / 風間敏夫訳

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聖なるものは遠い人類の神話時代に発し、古代社会における人類の生存全般にわたって顕現した宗教的価値であり、やがて歴史時代の進展と共に衰退し、近代の工業社会に至ってほとんどその影を没しようとしているものである。本書は、この聖なるものの現象形態全般とその中に生きる人間の状況とを叙述し、現代社会に代表される俗なる世界との対比により、宗教的人間のあり方を問い直す。

<目次>
序言(聖なるものはみずから顕われる;ふた通りの「世界のなかに在ること」 ほか)
第1章 聖なる空間と世界の浄化(空間の均質性と聖体示現;神体示現と徴表 ほか)
第2章 聖なる時間と神話(俗なる時間持続と聖なる時間;templum(寺院)—tempus(時間) ほか)
第3章 自然の神聖と宇宙的宗教(天の神聖と天上の神々;遥かなる神 ほか)
第4章 人間の生存と生命の浄化(“世界に開かれた”生存;生の浄化 ほか)
付録 宗教学の歴史


出版社:法政大学出版局
刊行年:1969年初版第1刷
ページ:7+258+15P
サイズ:19.5 × 13.5 ㎝
言語:日本語
装丁:ハードカバー, カバーつき

【condition】 B-
天・小口・地に経年によるヤケとシミあり
カバーにヤケとスレ、上部に小ヤブレ、経年感あり


23040217ANS

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