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ビート・ジェネレーション : ジャック・ケルアックと旅するニューヨーク | ビル・モーガン 著 / 今井栄一 訳
¥5,280
ビートニクスの老舗《City Lights Books》が贈る「ビート」を切り口にしたNY案内。 ボブ•ディランとギンズバーグが宿命的に出逢った8丁目ストリートにある書店や、ロバート•フランクが映画『Pull my Daisy』を撮影したロフト、ジャクソン•ポロックが出入り禁止になった芸術家の溜まり場など、ビート入門者にも気軽に楽しめる内容となっている。地域別MAP付き。 <目次> コロンビア大学 タイムズ・スクエア ロックフェラー・センター、ミッドタウン チェルシー グリニッジ・ヴィレッジ イースト・ヴィレッジ マンハッタン徒歩圏外—ブロンクス、クィーンズ、ヨンカーズ 出版社:ブルース・インターアクションズ 刊行年:2008年初版 ページ:307+11P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ カバーと帯にスレあり 24060070ANS
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大竹伸朗 Shinro Otake | 既にそこにあるもの
¥3,000
SOLD OUT
路上のゴミ、描きかけの看板、イスタンブールの光の匂い、現像ミス・プリント、夢の記憶、牧場からの出発、ノイズ・ミュージック、便所の壁、不良印刷物、6000頁のスクラップ・ブック、廃船、秘宝館、へなへなの日本景…。 画家、大竹伸朗の1982年から1999年にわたる20年間に及ぶエッセイの集大成。 <目次> 1 UWAJIMA美術ノート(宇和島ブルース/夜と朝のあいだに/距離 武満徹の追憶に ほか) 2 別海発、倫敦経由、新宿着(石膏デッサンの頃/別海;切株の音 ほか) 3 既にそこにあるもの(絵のこと/次の絵/「未発表の絵」と私 ほか) 出版社:新潮社 刊行年:1999年 ページ:333P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ カバーにわずかなスレあり 24040006ANS
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大竹伸朗 Shinro Otake | ネオンと絵具箱
¥2,200
現代美術作家・大竹伸朗の視点で切り取る日常の雑感と創作への思い。 起きぬけに池の金魚とメダカに餌をやる日常のヒダの間に唐突に言葉の洪水、何の役にも立たぬ文字の束が押し寄せる。モナ・リザのサイズと名画との相関を考察。木漏れ日のトンネル樹木を通過している時、なぜか「夢」の一文字が通り過ぎる。夢を組み立てる素材とは一体何なんだろうか。造船所に向う道で初心が忍び寄り、真昼の二時開店のスナックで「ド演歌」の「ド」にはまり、ド田舎のチャリ峠でネオン管に絵具のにおいがからみつく…。毎日と絵。2003〜2006年のエッセイ。音楽誌『クッキー・シーン』連載「トリトメのない音」等をまとめた内容となっています。 <目次> 絵窓、歌窓 ネオン星 バクテリアの夢 音が見る夢 モナ・リザのサイズ 夢の味 スクラップ時計 旅景 今、記すること UK77〔ほか〕 出版社:月曜社 刊行年:2007年第2刷 ページ:228P サイズ:19.0 × 13.0 ㎝ 言語:日本語 装丁:ソフトカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ 小口にごく薄いヨゴレあり 24020183ANS
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エクスタシー (高山宏椀飯振舞 1) | 高山宏 著
¥2,530
ノージャンルな表現者、高山宏が贈る最大の著作集。 オスカー・ワイルド、17世紀バロック、デザイン、都市、日本の大学、食など、独特の文体で厖大なテーマの文章を集成する。エピローグは詩人平鹿由希子の書き下ろしを収録。 デザインは建石修志によるもの。 出版社:松柏社 刊行年:2002年 ページ:4+472P サイズ:21.5 × 15.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー付き 【condition】 B+ 天・小口にごく薄いわずかなシミあり 24020176ANS-LP
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ジョイスの都市 トリエステとチューリッヒ | 宮田恭子
¥1,100
SOLD OUT
ジェイムズ・ジョイスの放浪の跡をたどり、彼が居住・滞在したヨーロッパ大陸各地との関連からジョイス文学を捉え直した内容。彼の創作活動にインスピレーションを与えた場所である、海の町・トリエステと川の町・チューリッヒでの活動からその軌跡をたどります。 出版社:小沢書店 刊行年:1989年初版 ページ:267+11P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B 天・小口に薄いヤケあり 24030181ANS
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"文学季刊 牧神5 特集 : ウィリアム・ブレイク 予言と神秘の書"
¥1,100
SOLD OUT
幻想文学の特集が多く組まれていた1970年代に刊行された文芸誌、牧神。 (マイナス3号から始まり、12号が終刊) 本書は第5号、ウィリアム・ブレイクについての特集号です。 船戸英夫, W・B・イエィツ, R・カスナー, 高橋康也, 鳥海久義, 谷口茂, 江河徹ほか 執筆 出版社:牧神社 刊行年:1976年 ページ:274+29P サイズ:21.0 × 15.0 cm 言語:日本語 装丁:ソフトカバー(カバーなしデザイン) 【condition】 B 天・小口・地にヤケとシミあり 表紙にヤケとスレ、角オレあり 23100174NS
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"ブレイクの生涯と作品" 並河亮 著
¥1,100
SOLD OUT
「ウィリアム・ブレイク-芸術と思想」に続く、翻訳家、放送作家、評論家である著者によるウィリアム・ブレイク研究。 幼年時代より筆をおこし「無心の歌」の世界を経て、後期預言書の膨大なシンボル群を創出した晩年にいたるブレイクの生涯を。伝記的事実に即してたどり、彼の作品と思想の深化発展の過程を総合的に描き出した画期的労作。 出版社:原書房 刊行年:昭和53年 ページ:7+548+13+8P サイズ:19.5 × 14.0 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B- 天・小口・地にヤケとシミあり カバーにヤケとスレ、端にイタミあり 帯にヤケとスレ、一部欠けあり 23100172NS-LP
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"ウィリアム・ブレイク 芸術と思想" 並河亮 著
¥880
SOLD OUT
アレン・ギンズバーグ、ジム・モリソンなど多くの思想家、アーティストたちにインスピレーションを与え続けている巨大な芸術家、ウィリアム・ブレイク。 本書は翻訳家、放送作家、評論家である著者によるブレイク研究。ブレイク芸術の特質より論を展開し、3部構成となっています。 <目次> 序章 ブレイク研究の長い道程 第1章 彼の詩と絵画における幻像と表現 第2章 象徴に託された意味と思想 第3章 ブレイクの「預言書」における黙示の意味 出版社:原書房 刊行年:昭和53年 ページ:10+461+15+12P サイズ:19.5 × 14.0 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー付き 【condition】 B- 見開きに記名、本文数か所に線引きあり 天・小口・地にヤケとシミあり カバーにヤケとスレ、小ヤブレあり 23100173NS-LP
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"文学拡張マニュアル ゼロ年代を超えるためのブックガイド" 佐々木敦 著
¥880
SOLD OUT
純文学、ミステリ、SF、現代詩…ジャンルを超えて何かが動き出そうとしている!? 音楽レーベル「HEADS」を主宰し、多方面で活躍中の著者が、ゼロ年代から新たなテン年代を見すえて爆読する、文芸批評の新境地。多和田葉子、磯憲一郎、中原昌也、舞城王太郎、鹿島田真希ほか。 <目次> はじめに—「文学拡張マニュアル」のマニュアル 1 絶対安全文芸時評 (二〇〇八年一月(各文芸誌新年号雑感;「川でうたう子ども」鹿島田真希 ほか);二〇〇八年二月〜三月(川上未映子が芥川賞を受賞;「あなたたちの恋愛は瀕死」川上未映子/金原ひとみ紹介 ほか) ほか) 2 ジャンル小説の変質と解体 (センス・オブ・ワンダーの最先端(『Boy’s Surface』円城塔+『ダンシング・ヴァニティ』筒井康隆);SFへの来訪(『天体の回転について』小林泰三+『新世界より』貫志祐介) ほか) 3 「私」と「世界」と「時空間」—インターポエティックス「私」のアクチュアルな解体をめぐって (「私」のアクチュアリティー;わたくし率・一人称・無 ほか) 出版社:青土社 刊行年:2009年第1刷 ページ:396P サイズ:19.0 × 13.2 ㎝ 装丁:ソフトカバー, カバー・帯付き 【condition】 B 天・小口にわずかなヨゴレあり カバーと帯にヤケとスレあり 23100048NS
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"オーレリア 夢と生" ジェラール・ド・ネルヴァル 著 / 篠田知和基 訳
¥2,200
SOLD OUT
最愛の女性オーレリアを失った痛手、運命の打撃、狂気と旅浪にさまよう病める魂、人生の極限状況を詩的に探求した幻の遺作の完訳。(帯文より) 出版社:思潮社 刊行年:1986年初版第1刷 ページ:80P サイズ:21.0 × 14.2 ㎝ 言語:日本語 装丁:ソフトカバー, カバー・帯付き 【condition】 B 天・小口・地にヤケと点状のシミあり カバーと帯にヤケとシミあり 23100160ANS
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"ヴァルザーの詩と小品(大人の本棚)" ローベルト・ヴァルザー 著 / 飯吉光夫 編訳
¥2,750
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20世紀文学において特異な位置を占めるスイスの作家ヴァルザーは、ベンヤミンが、ブランショが高く評価しながらも、再発見はカフカよりずっと遅れた。カフカの「天井桟敷で」のもとになった散文小品「喝采」をはじめ、兄カールの挿絵全点を収めた『詩篇』の全訳、やはりカールのおそろしく現代的な絵に付された小品などの初訳を含む、ベスト版一巻選集。(出版社HPより) 出版社:みすず書房 刊行年:2003年 ページ:8+254+2P サイズ:19.5 × 13.5 ㎝ 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ 表紙にわずかなスレあり 23100159ANS
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"民間伝承と創作文学 人間像・主題設定・形式努力 (叢書・ウニベルシタス 729)" マックス・リューティ 著 / 高木昌史 訳
¥3,300
SOLD OUT
ヨーロッパ民間伝承文学を専門とする著者による論文集。本書は1970年に書かれたものを全訳した内容。 民衆の哲学としての諺、精神の訓練としての謎々、バラードの家族主義、昔話のなかの障害者を論じ、口承文芸学の視点からシェイクスピアを読み直す。 <目次> 民間伝承における人間像 新聞に見られる諺 伝説の内容と語り口 伝説における警告型と模範型 昔話の中の虚弱者と障害者 昔話における家族と自然 民間バラードの家族主義 民間説話と創作文学に共通のテーマ 伝承文学と創作文学における人間の自己遭遇のテーマについて シェイクスピア作品の主題とモティーフ シェイクスピアにおける自己喪失と自己実現 マクベス、自己分裂と自己疎外の悲劇 セルバンテス、アベリャネダおよびモーツァルトの民間説話の扱い方 シェイクスピアにおけるイロニー 昔話における自由と束縛 伝承文学におけるパラドックス 伝説と昔話における原形式と目標形式 出版社:法政大学出版局 刊行年:2001年初版第1刷 ページ:5+396+27P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ カバーと帯に若干のヤケあり 23090115ANS
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"われわれ自身である寓意 詩は死んだ、詩作せよ 瀬尾育生評論集 (「昭和」のクリティック)" 瀬尾育生 著
¥1,320
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隠喩から寓意へ。80年代から90年代にかけて現象した詩のテキストに向けて穿たれた精密な読解と果敢な戦略。吉本隆明、吉岡実、菅谷規矩雄、谷川俊太郎、さらには近代の詩からカフカまで、言語の運動と経験を指し示しつつ、その潜在力の在りかを探究する。卓抜した直観力と独自な話法によってあぶり出された〈詩の死〉と、ありうべき〈詩の再生〉を志向した戦闘的マニュフェスト。(帯文より) <目次> 第1部 非人称変化 (非人称変化—詩的話法について;タナトスの接続法あるいは微細な詩人たちについて;文字のユダヤ人—荒川洋治・稲川方人・平出隆;十三月あるいはジャンルの無意識へ—60年代以後の散文詩;いくつかの死んだ駅について;砂の中の崩壊機械;われわれ自身である寓意) 第2部 詩は死んだ、詩作せよ (隠喩終結まで—鮎川信夫;無名の一人称について—北村太郎;〈最期の詩人〉について—中桐雅夫;彼はそれを「うちゅう」と呼ぶ—谷川俊太郎;詩は死んだ、詩作せよ—吉岡実;遡行者の言葉—菅谷規矩雄;増殖する文字—吉本隆明) 第3部 ポラリザシオン (ポラリザシオン—定型を生み出し移行させる力について) 第4部 秘書あるいは解読不能の文字 (秘書あるいは解読不能の文字—カフカ覚書) 出版社:思潮社 刊行年:1991年初版第1刷 ページ:301P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ 天に若干のヤケあり カバーと帯にヤケとスレあり 23100039ANS
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"文字所有者たち 詩、あるいは言葉の外出 瀬尾育生詩論集 Fragmente 1982-1987" 瀬尾育生 著
¥1,540
現代詩手帖連載の「手帖時評」を巻頭に、鮎川信夫・吉本隆明から伊藤比呂美まで、現代詩の新たな見取図と世界への新たな回路を、緻密な論証と独異な文体で呈示する気鋭の同時代詩論集。(帯文より) <目次> 1 道に迷うこと (背後の笑い 序にかえて;トウキョウ、不可知の雲;大地を封印すること;純粋人間たちのリング;境界の「こちら」側;箱船の散佚、方舟の漂い;「無気味さ」の女性形;世界視線と「語り手」の死) 2 路上の休日 世紀末カフェ・クルージング・マップ 3 徘徊の技法 (鮎川信夫、憂鬱な二重;フォルムとしての群衆;1970年前後、あるいは清水昶;倫理的遮蔽装置) 4 出口のプラン (話法論;文字所有者たち) 出版社:思潮社 刊行年:2020年 ページ:254P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B 天・小口にヤケとシミあり カバーと帯に若干のヤケとスレあり 23100031ANS
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"フランスの自伝 自伝文学の主題と構造 (叢書・ウニベルシタス 474)" フィリップ・ルジュンヌ 著 / 小倉孝誠 訳
¥3,300
SOLD OUT
己れの生涯を綴って数々の傑作を生んだ〈自伝〉という特異かつ曖昧な文学ジャンルを、その定義、歴史と諸問題等の批評を通して明確に位置づける。ルソー、ジッド、スタンダール、サルトルはじめヨーロッパ古今の作品を射程におさめ、〈自伝〉を根源的に考察。『自伝契約』で知られる著者の古典的な出発点。(出版社HPより) <目次> 自伝の定義 自伝の歴史 自伝の諸問題 アンソロジー(自伝契約;批評テクスト) 出版社:法政大学出版局 刊行年:2020年新装版初版第1刷 ページ:8+285+49P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 A カバーに若干のスレあり 23090114ANS
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"働けECD わたしの育児混沌記" 植本一子 著
¥500
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ラッパーECDの妻であり写真家・文筆家でもある植本一子が、夫と娘二人との生活をつづったブログ「働けECD」。本書はそのブログを単行本化したもの。 家事に子育て、襲いかかる震災、原発の恐怖に怯えながら、楽しくも懸命に生きる石田家の毎日を、母、そして妻の視点から切り取った日記で、日々の支出や思いが素直につづられています。 収録されている写真には、普段のライブ会場で見られなかったECDの夫や父としての姿が残されています。 <目次> まえがき 直感で結婚しました 春 夏 秋 冬 巡って春 あとがき 今日も誰かのために生きる バレたら困ることなんかもうない(ECD) 出版社:ミュージック・マガジン 刊行年:2011年 ページ:205+15P サイズ:19.0 × 13.0 cm 言語:日本語 装丁:ソフトカバー, カバー付き 【condition】 B カバー背にヤケあり 23070165S
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"炸裂する詩 あるいはボードレール/ランボー (エピステーメー叢書)" G.プーレ 著 / 池田正年,川那部保明 訳
¥660
SOLD OUT
読みごたえある良書が多いエピステーメー叢書。本書はフランスの文芸評論家ジョルジュ・プーレによるボードレールとランボーについての研究。 出版社:朝日出版社 刊行年:昭和56年第1刷 ページ:305P サイズ:19.0 × 11.5 ㎝ 装丁:ソフトカバー, カバー付き 【condition】 B 天・小口に若干のヤケとシミあり 23070306ANS
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"エズラ・パウンド 二十世紀のオデュッセウス" マイケル・レック 著 / 高田美一 訳
¥1,430
詩人、音楽家、批評家であり、20世紀初頭の詩におけるモダニズム運動の中心的人物の一人であったエズラ・パウンド。 本書では、青年時代から戦後のセント・エリザベス病院入院時代など、その生きざまが描かれています。北園克衛との交流や、手掛けた雑誌や詩集等の図版を多数掲載。 出版社:角川書店 刊行年:昭和62年初版 ページ:323+12P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー付き 【condition】 B 天・小口に経年ヤケとシミあり カバーにヤケとスレあり 23070275ANS
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"批評の解剖(叢書・ウニベルシタス 97)" ノースロップ・フライ 著 / 海老根宏 ほか 訳
¥2,310
過去二千年の西洋文学を対象化してその特性を構造的に明らかにし、文学の研究すなわち批評のあり方に根源的変革を迫った古典的名著。文芸評論つまり批評家による個々の作品の直接体験と作品の価値評価とは別個に、文学の全体をより大きな脈絡の中で捉えその構造を透視する真の「詩学」の存在を主張する。 <目次> 挑戦的序論 第一エッセイ 歴史批評 様式の理論 叙事の諸様式 序論/悲劇的叙事の諸様式/喜劇的叙事の諸様式/主題の諸様式 第二エッセイ 倫理批評 象徴の理論 序論/逐字相および記述相──動機(モチーフ)としての象徴と記号(サイン)としての象徴/形式相 心象(イメージ)としての象徴/神話相 原型(アーキタイプ)としての象徴/神秘相 単子(モナド)としての象徴 第三エッセイ 原型批評 神話の理論 序論/原型的意味の理論(一) 黙示的イメージ/原型的意味の理論(二) 悪魔的イメージ/原型的意味の理論(三) 類比的イメージ/神話の理論 序論/春のミュトス 喜劇/夏のミュトス ロマンス/秋のミュトス 悲劇/冬のミュトス アイロニーと諷刺 第四エッセイ 修辞批評 ジャンルの理論 序論/継起のリズム エポス/持続のリズム 散文/題材調和(デコーラム)のリズム 劇/連想のリズム 抒情詩 劇の諸形式/主題文学の諸形式(抒情詩およびエポス)/持続的諸形式(散文フィクション)/百科全書的諸形式/非文学的散文の修辞学 結論の試み 出版社:法政大学出版局 刊行年:1982年第3刷 ページ:8+529+34P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー付き 【condition】 B- 赤鉛筆による線引きあり 天・カバーに若干のヤケあり 23070066ANS-LP
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"悪口を習う 近代初期の文化論集(叢書・ウニベルシタス 410)" スティーヴン・J. グリーンブラット 著 / 磯山甚一 訳
¥3,410
SOLD OUT
新大陸発見と植民地主義、マーロウとマルクス、インディアンの儀式、『リア王』、レーガン大統領、オルセー美術館など、多彩なテーマに展開する、現代アメリカ文学批評の主潮流・「新歴史主義」の批評実践の軌跡。 <目次> 悪口を習う—十六世紀、言語植民地主義の諸相 マーロウ、マルクス、反ユダヤ主義 穢れた儀式 不安の醸成—リア王とその後継者たち 農民虐殺—地位、ジャンル、反乱の表現 精神分析とルネッサンス文化 文化の詩学をめざして 共鳴と驚嘆 出版社:法政大学出版局 刊行年:1993年初版第1刷 ページ:314+36P サイズ:19.5 × 13.5 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B+ カバーと帯にわずかなスレあり 23070062ANS
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"ストレンジ・フェイス" 青山真治 著
¥2,420
SOLD OUT
八重山群島に屹立する高層タワーは災厄への予兆なのか?超自然的な存在と交感するユタの血を引く女、暴力の歴史に身をおく島民の末裔たちによるテロル。蹂躙されてきた南島の時空間は正史の側にいる人間の愚行と悲哀を暴き、重層的な物語として未曾有のカタストロフへと向かう。21世紀の政治的混沌と内乱の緊張を刻み込む、著者の小説的達成。 出版社:朝日新聞出版 刊行年:2010年第1刷 ページ:338P サイズ:19.5 × 13.5 ㎝ 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B 数ページに角オレ跡あり 小口・地にシミあり カバーと帯に薄いヤケとスレあり 23060262ANS
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"サルトル全集 第8巻 : 恭しき娼婦 <改訂版>" サルトル 著 / 伊吹武彦 訳者代表
¥1,650
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フランスの実存主義者、サルトルの1946年に初演された戯曲「恭しき娼婦」ほか全3篇の作品を収録。 【収録内容】 蠅 / 加藤道夫訳 出口なし / 伊吹武彦訳 恭しき娼婦 / 芥川比呂志訳 出版社:人文書院 刊行年:昭和56年改訂重版 ページ:167P サイズ:19.0 × 13.0 ㎝ 言語:日本語 装丁:ソフトカバー, カバー・帯・月報付き 【condition】 B+ 天に若干のヤケあり 23070010ANS
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"ポール・ヴァレリー その哲学的思惟の概要" カール・レーヴィット 著 / 中村志朗 訳
¥1,650
SOLD OUT
思想家としてのヴァレリーにせまった研究書。著作、書簡、『カイエ』からのおびただしい数と量の引用により、さながらヴァレリー自身の声を聞いているような感覚すら覚えます。なにものにもとらわれない、誰よりも自由な思想家を見出したヴァレリー読本。 <目次> 1.ヴァレリーのデカルト主義 2.言語に関する考察 3.存在するものの全体の考察 身体、精神、世界 4.歴史および歴史記述の批判 5.人間の作品と自然の形成物 出版社:未来社 刊行年:1976年第1刷 ページ:321P サイズ:19.5 × 13.8 cm 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー付き 【condition】 B 天にヤケとシミあり カバーに薄いヤケとスレあり 23050018ANS
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"ハイネはだれのものか 詩人ハイネ生誕二百年によせて" 一條正雄 著
¥1,210
芸術家・護民官・使徒、最後のロマン主義詩人にして、最初の現代詩人。ヨーロッパ文化危機の告知者。 <目次> 第1章 ハイネに寄せて 第2章 ハイネ記念の年をむかえて 第3章 ハイネの作品分析の試み 第4章 ハイネの思想形成と芸術観をめぐって 第5章 ハイネ受容の諸側面 出版社:近代文芸社 刊行年:1997年第1刷 ページ:314P サイズ:19.5 × 13.5 ㎝ 言語:日本語 装丁:ハードカバー, カバー・帯付き 【condition】 B 天・小口にシミあり カバーと帯に若干のシミとスレあり 23060236NS