"批評の解剖(叢書・ウニベルシタス 97)" ノースロップ・フライ 著 / 海老根宏 ほか 訳
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過去二千年の西洋文学を対象化してその特性を構造的に明らかにし、文学の研究すなわち批評のあり方に根源的変革を迫った古典的名著。文芸評論つまり批評家による個々の作品の直接体験と作品の価値評価とは別個に、文学の全体をより大きな脈絡の中で捉えその構造を透視する真の「詩学」の存在を主張する。
<目次>
挑戦的序論
第一エッセイ 歴史批評 様式の理論
叙事の諸様式 序論/悲劇的叙事の諸様式/喜劇的叙事の諸様式/主題の諸様式
第二エッセイ 倫理批評 象徴の理論
序論/逐字相および記述相──動機(モチーフ)としての象徴と記号(サイン)としての象徴/形式相 心象(イメージ)としての象徴/神話相 原型(アーキタイプ)としての象徴/神秘相 単子(モナド)としての象徴
第三エッセイ 原型批評 神話の理論
序論/原型的意味の理論(一) 黙示的イメージ/原型的意味の理論(二) 悪魔的イメージ/原型的意味の理論(三) 類比的イメージ/神話の理論 序論/春のミュトス 喜劇/夏のミュトス ロマンス/秋のミュトス 悲劇/冬のミュトス アイロニーと諷刺
第四エッセイ 修辞批評 ジャンルの理論
序論/継起のリズム エポス/持続のリズム 散文/題材調和(デコーラム)のリズム 劇/連想のリズム 抒情詩
劇の諸形式/主題文学の諸形式(抒情詩およびエポス)/持続的諸形式(散文フィクション)/百科全書的諸形式/非文学的散文の修辞学
結論の試み
出版社:法政大学出版局
刊行年:1982年第3刷
ページ:8+529+34P
サイズ:19.5 × 13.5 cm
言語:日本語
装丁:ハードカバー, カバー付き
【condition】 B-
赤鉛筆による線引きあり
天・カバーに若干のヤケあり
23070066ANS-LP
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