2025/10/17 18:11


月に1度くらいのペースで更新しようと思っていたブログ、1年に1度のペースもできてない…
久しぶりに遠出したので記録を残そうと思います。

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8月、3つの催事出店のあいまを縫ってタイへ。
航空会社のバンコク行きのみに使えるポイントの期限が迫っていたこともあり、急いでチケットをとった、わりと無計画の旅行。

今回はヤワラート(中華街)に宿をとる。
今までは交通拠点であるアソークに泊まることが多かったが、毎回パフラットと呼ばれるインド人街の周辺ばかりへ行くので、そこから徒歩圏のヤワラートにした。

パフラットには、おそらく私が世界でいちばん好きな場所「インディアンエンポリアム」がある。
4階建ての商業ビルで、1番上のフロアにフードコート、それ以外のフロアにはサリーの生地屋や仏具店などが並んでいる。
上の階の吹き抜け部分から見下ろすと色とりどりの布たちで埋め尽くされ、それを見るのがとても好きだ。
3階の一画にあるローカルな雰囲気の日用品店も大好きで、タイヘ行くたびに何度も足を運んだ。カラフルな品物たちが並び、一日中いても飽きることがない。
レジの横に設置されたベビーゲートで、店員が赤ちゃんの面倒を見ながら接客をしているのも、のんびりとしていて微笑ましかった。
(路線バスの運転手さんが赤ちゃんをあやしながら運転しているのも見かけたことあり。タイは子育てする人に寛容だと思う。)

ホテルに荷物を置き、ワクワクした気持ちいっぱいで急ぎ足でパフラットへ向かう。
歩いて10分ほど、サンペンレーンを抜ければ「インディアンエンポリアム」に着く。

が、しかし久しぶりに訪れたそこは、少し色褪せて 人もまばら。たくさんあったお店のいくつかは閉店し、お客さんとしてこの建物に存在しているのは、おそらくあの時間は私1人だった。フードコートにも誰もいない。大好きだった日用品店もシャッターが閉まっていた。
近くのお店の人に聞くと少し前に閉店したとのこと。
呆気に取られ、ただただ悲しかった。
あの赤ちゃんは元気に育っているだろうか。

重ねて、インディアンエンポリアム近くのお気に入りだった山岳民族の品々を扱う店もなくなっていて、観光客向けのきらきらした土産物たちが並ぶお店へと姿を変えていた。
今回はこの2か所に行けさえすればいいなと思っていたのだけれど…

ただ、このおかげで新たな開拓もできました。

そのお話はpart2へ続きます🔜


↑たくさんお店があった頃のインディアンエンポリアムの3階からの眺め