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"蓮実重彦の映画の神話学" 近藤耕人 著

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「ゴダールに熱い興奮を禁じえない一つの魂が同時にマキノ雅弘にも涙してしまうという現実、それは何も理性と情念の不本意な隔離を嘆くべき問題ではなく、まさに映像の記号学的論理の、意味されるものを越えた普遍性を証拠だてるものでしかない。」無限大の闇の向こう、銀幕の上ではおぼろげに輝いている「映画」を、論理と批評の場に引きずり出してみよう。鮮やかな手つきで「映画」を諸要素に分け、その「記号」や「しぐさ」を、「現代の物語」として解読してみる。反‐美学的で反‐教育的、ときにはエロチックに映画と戯れる偏愛的映画論。本文写真はすべてカール・テホ・ドライヤー監督「奇跡」。 

出版社:泰流社
刊行年:1979年3月第2刷
ページ:290+13P
サイズ:19.5 × 13.5 ㎝
言語:日本語
装丁:ハードカバー, カバー付き

【condition】 C
天・小口・地にヤケとシミあり
カバーにヤケとスレ、シミ、上部に小ヤブレあり

23020130AMNS

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