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"ユリイカ 2002年9月号 特集 : ブロンテ姉妹 荒野の文学"

¥770 税込

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<目次>
■連載
  私の昭和史 9 / 中村稔
■魔術的跛者*6
  空飛ぶ鍛冶屋 / 種村季弘
■魔法の石板――ジョルジュ・ペロスの方へ*9
  生きるという天賦の才 ブリス・パランとの出会い / 堀江敏幸
■耳目抄*213
  八月の空 / 竹西寛子
■詩
  硝煙画報 / 野中ユリ
  ゆっくり歩かなくては / 谷郁雄

特集*ブロンテ姉妹 荒野の文学

【ブロンテ・スタディーズ】
ブロンテ姉妹の肖像画と映画 / 富士川義之
ブロンテ研究の現在 / 中岡洋
テクストの伝達 『シャーロット・ブロンテの生涯』 / 芦澤久江

【『嵐が丘』彷徨】
幽霊的な閃光 / 丹生谷貴志
修羅の作り方 『嵐が丘』 における / 澤野雅樹

【至上の恋、至上の物語】
完全な 「三角関係」 をめぐって / 水村美苗 [聞き手=内藤千珠子]
恋愛感触と小説と 『本格小説』 論 / 内藤千珠子

【資料】
世界(文学)史の中のブロンテ姉妹 / 編=増田恵子

【ジェイン・エアとは誰か?】
ジェイン・エアはイノセントか? / 小谷野敦
ポストコロニアル・ジェーン・エア / 本橋哲也
ドアの数だけゴシック世界がある。 ブロンテ姉妹の二一世紀 / 木村立哉
『ジェイン・エア』 とフェミニズム / 杉村藍

【ブロンテ姉妹のドラマトゥルギー】
シャーロットの教訓 / 斎藤環
『嵐が丘』 という名の反復強迫 / 谷昌親
ケイト、僕たちは窓を開けて待っている / 陣野俊史

【『嵐が丘』の「差異と反復」】
映画 『嵐が丘』 をめぐって / 吉田喜重 [聞き手=阿部嘉昭]

【舞台からの呼び声】
嵐が丘にて / 松たか子
私にとっての 『嵐が丘』 / 岩松了

■ワールド・カルチュア・マップ
[イギリス] 若き芸術家の肖像 ニコラス・ライト 『ブリクストンのヴィンセント』 / 本橋哲也
[フランス] このテクストに私はいますか? / 國分俊宏
[ドイツ] オリ・カーンと歴史の天使 / 副島博彦
[ドイツ] 教育者ファスビンダーの罠 『ベルリン・アレクサンダー広場』 上映に寄せて / 田中純
[キルギス] 自然との調和の中で撮影するのが、私の方法です
         アクタン・アブディカリコフ監督 『旅立ちの汽笛』 をめぐって / 舩橋淳
[ラテンアメリカ] 戦士のその後 オラシオ・カステジャノス・モヤ 『男の武器』 / 安藤哲行
[イラン/アフガニスタン] 勝利の後ろめたさ モフセン・マフマルバフ 『アフガン・アルファベット』
                   / 北小路隆志
[ロシア] 選択としての後衛 マリヤ・ルイバコヴァの幻想小説 / 中村唯史
[台湾] 葉石涛インタヴュー 二〇〇二年六月一五日東京 / 山口守
[日本] どこから来て、どこへ行くのか パパ・タラフマラ 『未来の空隙は響き』 をめぐって / 小沼純一
[日本] 痛ましさと抒情 石川寛監督 『tokyo.sora』 / 阿部嘉昭

■特別掲載――詩の系譜をめぐって
  ルネ・シャール あるいは新鮮さと豊饒さの流れ / オリヴィエ・ビルマン (訳=吉本素子)
■今月の作品
  なかにしけふこ 後藤美和子 岩槻渉 / 選=小池昌代
■われ発見せり
  プラタナスの樹陰 / 鈴木佐知


出版社:青土社
刊行年:平成14年
ページ:245P
サイズ:22.0 × 14.5 cm
言語:日本語
装丁:ソフトカバー

【condition】 B+
表紙に若干のヤケとスレあり


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