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"視覚と近代 観察空間の形成と変容" 大林信治, 山中浩司 編

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近代は視覚の時代か。「視覚」と「モダニティ」の関係を美術史、科学史、思想史、文学史などの諸領域から横断的に探究。ルネサンス以降の均質な近代イメージの限界と経験の多様な可能性を問う。

<目次>
  序 目覚めたもののための人工の夢
  A 観察の技法
Ⅰ ルネサンスにおける遠近法—— キュクロプスの眼とアルゴスの眼のあいだで
Ⅱ 近代的視覚の形成—— 科学革命における観察と実験
Ⅲ 視覚技術の受容と拒絶—— 17~19世紀における顕微鏡と科学
Ⅳ 視覚の社会化——「観察者」視点の生成と変容
 
  B 視覚と経験
Ⅴ 感覚の序列—— 17・18世紀における「視覚」「触覚」概念の変容とその地位
Ⅵ 街衢へのまなざし—— 近代における都市経験とその言語表現
Ⅶ 視覚と距離—— ゲオルク・ジンメルとアロイス・リーグル
Ⅷ 視覚性の政治学—— モダニズム美術の視覚をめぐって
  あとがき
  索 引


出版社:名古屋大学出版会
刊行年:1999年初版第1刷
ページ:5+312+7P
サイズ:19.5 × 13.5 cm
言語:日本語
装丁:ハードカバー, カバー・帯付き

【condition】  B+
天にわずかな薄いシミあり


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