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"開かれた言葉 文学空間の亀裂" 山形和美 著

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文学言語の“求心性と外延性”にこだわり続ける著者が多角的に追求した現代の文学と批評。

<目次>
1 開かれた言葉—ウォルター・オングから始めて
2 世界を読み解くメタファー—ノースロプ・フライ
3 仲介者としての解釈家の運命—フランク・カーモード
4 現代文学理論とユダヤ的発想—スーザン・A.ハンデルマン
5 誤読の美学・崇高批評—ハロルド・ブルーム
6 始源に対立する始まり—エドワード・W.サイード
7 文学とキリスト教—ひとつの視座
8 カタルシスかプレローマか—キリスト教的悲劇の可能性
9 叙事的の語り—ジョン・ミルトン『失楽園』の構造的解釈
10 テキストの表層—T.S.エリオット『荒地』をどう読むか
11 バラ園体験の詩的形象—T.S.エリオット『四つの四重奏』の構造
12 弱者の見果てぬ夢—D.H.ロレンス『アポカリブス』
13 殉教者はヒーローになれないか—ショーン・オフェイロン『消えゆくヒーロー』
14 フィクションとしてのメタ言語—ハーバート・リンデンバーガー『サウロの失墜』
15 サタン・悪魔・悪霊—その呼称をめぐって
16 〈タイポロジー〉について
17 〈プロット〉について
18 〈フィクション〉について


出版社:彩流社
刊行年:1992年
ページ:310P
サイズ:19.5 × 13.5 cm
言語:日本語
装丁:ハードカバー, カバー・帯付き

【condition】  B
天に若干のシミあり
見開きにラベル跡あり


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