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"ラブレー周遊記" 宮下志朗 著

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活字本誕生からまもないフランス・ルネサンス期、出版の都リヨンから生まれた、ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』。この開かれた書物を、「パラテクスト」という切り口から鮮やかに読み解き、ルネサンスの文学・芸術の新たな地平を切り拓く。 (出版社HPより)

<目次>
1 ルネサンスの知的コメディ
(文学と現実;エピステモロジーとしての物語;作品構造なるものについて;多義性と笑う力)
2 ラブレー周遊記
(テクストの敷居;怪力神話の変容;扉絵のルーツを求めて;星を占うこと;テクスト校訂をめぐって)
3 時代の表象としてのテクスト
(新しい酒を古い皮袋に入れること—ラブレーと活字書体をめぐって;架空図書目録、あるいは知の倉庫について;パリ地図のなかの文学—「尿の川」の両義性)


出版社:東京大学出版会
刊行年:1997年初版
ページ:4+219+4P
サイズ:19.5 × 13.8 ㎝
装丁:ハードカバー, カバー・帯付き

【condition】 B
天・小口にシミあり
カバーと帯にヤケとシミあり

23100047NS

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